CHANCE
『成功者がくれた運命の鍵』
こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『CHANCE 著:犬飼ターボ』です!
CHANCEのご紹介
簡単なあらすじ
主人公の泉卓也は現在29歳。24歳で中古車販売業を始め、30歳になるまでには経営者として成功する道を進んでみようと決めていたが、気が付けばその猶予はあと1年を切っていました。
お客さんとホテルで会うことを決めていた卓也は、そのホテルの駐車場にならんでいる高級車を眺めていました。すると、「うわー、ランボルギーニですね」と背後から声がしました。振り向くと、そこに30代半ばくらいの男性が立っていました。
その男性に車のうんちくを語る卓也。あれこれと車について話をしていると、男性から質問がありました。「あなたはどうして起業したんですか?」
このような車を買うお金が欲しかったからと、率直に答える卓也。すると男性は、「買えばいいじゃないですか。」と話します。少しムッとした卓也でしたが、男性は続けて「あなたはビジネスで成功したいのですか。それとも人生で成功したいのですか。」と卓也に質問します。
とりあえずはビジネスと答えると、男性はにこにこしながら頷き、その場を去っていきました。しかもその男性が乗っていった車は赤いフェラーリ355。貧乏人だと思った男性は、実はかなりのお金持ちだったのでした。
卓也の元に突如現れた、お金持ちの男性。彼は一体何者なのでしょうか?
人生の師匠との出会い
「あなたはビジネスで成功したいのですか。それとも人生で成功したいのですか。」この質問がぐるぐると頭の中を回っていた卓也は、なんとかしてもう一度男性に会い、人生の成功とは何なのかを聞き出したいと思っていました。
仕事の合間に何度もホテルを訪れ、8日目にしてやっと男性が乗っていた車を見つけました。ホテルの中にいた男性の元へ卓也は向かい、この前の質問がずっと頭から離れないということを男性に伝えます。
すると男性は時間があれば少し話をしましょうかと卓也に伝えます。願ってもない卓也は、ぜひお願いしますと男性に話します。
これが、のちに『多くの成功者を生み出した偉大な成功者』として語られることになる泉卓也が、「師匠」と呼ぶ人と出会った運命の瞬間ということになります。
のちに大成功を収める卓也が師匠と出会うためには、卓也が行動したことによりもたらされたことだったんだね!
ビジネスの成功だけでは幸せになれない
その男性は名前を「弓池」と名乗りました。弓池の言葉遣いはとても丁寧でしたが、卓也は年上の方から丁寧に話されると、落ち着かないので敬語で話さないで下さいと伝えます。
弓池は卓也に「人生の成功とビジネスの成功、どうして人生の成功を選んだの?」と卓也に質問します。今は、お金が必要だからですと答える卓也でしたが、弓池は卓也にこう話します。
「はっきり言うよ。ビジネスの成功だけでは幸せになることはできない。それどころか、ビジネスの成功を手に入れることだけに集中してしまうと、とても不幸な人生になる。泉さんはそういう人になってはいけないよ。」
何かとんでもなく高い次元のエネルギーを浴びたように感じた卓也。続けて弓池は話を続けます。
「ビジネスの成功は人生の成功の中の1つに過ぎない。人生全体の成功を考えた時にこそ、ビジネスも大成功するんだ。」その話を聞いて、まさに今の自分はバランスが崩れていると感じた卓也でした。
今の自分の現状を知った卓也。弓池はとても大切なことを卓也に語り継いでいるね。これからの展開に要注目!
メモを取り、成功の教えを引き出す
弓池は、学ぶ上でもうひとつ大切なポイントがあるということを話します。そのポイントとは「素直さとメモ魔になること」と弓池は卓也に話します。
なぜ素直でないといけないのか?それは、成功とは学びの過程であり、学ぶということは素直に受け入れるということだからです。格好つけて知らないことを恥ずかしいことだと勘違いしてしまうと、教えてくださいと言えなくなります。そうすると素晴らしい学びのチャンスを逃してしまうことになる。と弓池は話します。
もうひとつ、メモ魔になることがなぜ重要なのかというと、それは相手のためであると弓池は話しました。
「君が誰かに話したり、教えたりしたとき、相手がそのことをメモを取っていたら君はどう感じる?」と聞かれた卓也は、価値のあることを言ったのだと思って嬉しく感じると答えます。すると弓池は「嬉しかったら、もっと役立つことをどんどん話したくなるだろう?」
そこで卓也は、メモを取ることは、成功の教えを引き出すことになるんだと気が付くのでした。
素直になって学びのチャンスを逃さない。メモ魔になって相手から成功の教えを引きだす。どちらも難しいことではなく、今から実践できる内容だね!
この本を読んだ感想
私の大好きな犬飼ターボさんの本ですが、この本もまた神本と呼ぶにふさわしい素晴らしい本でした。
卓也が成功者として活躍するまでのストーリーが書かれているのですが、その道のりには波乱万丈な出来事も待ち受けています。その局面で卓也がどのように行動して乗り越えていくのか?すごくこの本の見どころだと思います。
そして何といっても弓池さんの存在です。まさに聖人のような弓池さん。卓也にとって師匠に値するこの人物が、ストーリーでどのように密接に関わっていくのでしょうか?
そしてこの本の内容は、ただ単にフィクションの物語ということではなく、私たち読者の成功においてもバイブルとなりうる内容となっております。
卓也が書いている「成幸のカニミソ」。このノートは私たちのこれからの人生を成功に導くための重要なノートになります。
もっと詳細を語りたくて語りたくてたまりませんが、ぜひこの本はご自身で手に取って読まれることを強くおススメします!ぜひ読んでみてくださいね♪
心に残る3つのフレーズ
- ビジネスでも人生でも、相手の立場で考えること
- 他人の成功を助けることが成功の鍵
- ありのままの自分を許す
ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!