時間をうまく使う人と追われる人の習慣
『心に余裕が生まれる50の習慣』
こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『時間をうまく使う人と追われる人の習慣 著:滝井 いづみ』です!
時間をうまく使う人と追われる人の習慣のご紹介
簡単なあらすじ
この本は、タイムマネジメント・コーチなどで活躍されている滝井 いづみさんが書かれた本です。
作者の滝井さんは、15年間タイムマネジメント・コーチングを行っていく中で、様々な時間に関する悩みを見てこられました。
滝井さん自身も、会社員時代は月に100時間を超える残業をし、家には寝に帰るだけという生活をされていた経験もあります。その当時は、生活を回すことで精いっぱいで、将来のスキルアップなんて考える余裕もなかったとのことです。
タイムマネジメントとはセルフマネジメントです。自分の頭で納得できる時間の使い方に変えると、自分の動き方や成果、心、体など様々なものが変わります。
そして何よりも心に余裕ができます。「時間のゆとりは心のゆとり。」自分のやりたいことができて心が満たされると、人にも優しくできます。
この本では、ビジネスの場でもプライベートでも使える時間の使い方を、思考、環境、スケジューリング、メンタルといった切り口で紹介しています。
ピンときたものを拾って、充実した、満足度の高い時間の使い方のヒントとしていきましょう!
人にとって、時間ほど平等なものはないよね!大切な『時間』の使い方を、この本で学んでいきましょう!
時間をうまく使う人は全体の時間でとらえる
仕事時間を効率化したいと思ったとき、あなたはまず何をしますか?
残業時間を減らすために、作業のスピードアップに力を注ごうとする人は多いかもしれませんが、それは対症療法にすぎず根本的な解決には至りません。
時間の使い方がうまい人は、視野を広く持ち、物事を俯瞰してとらえ、環境や自分の中の問題を踏まえて考えます。
もう少し具体的に言うと、仕事時間だけにフォーカスせず、プライベートの時間も含めて24時間全体で考えるという意味になります。
コンディションや集中力を高めるために、十分な睡眠時間をとる。早めに出社して、集中しやすい朝の時間に作業し、残業せず帰るなどが挙げられるかもしれません。
物事に対して、狭い視野のみでとらえるのではなく、広く視野を持つことも大切です。
時間も同様に、24時間全体を通して物事をとらえるようにしてみましょう。
仕事でのパフォーマンスはプライベートでの時間の使い方も密接に関わってくるね!
時間をうまく使う人は段取りに時間をかける
家を出るのがギリギリになり、朝からバタバタしてしまう。こんな経験はなかったでしょうか?
時間をうまく使う人は、段取り良く短時間で成果を上げ、時間に追われる人は場当たり的に動き、大量の時間を費やすといったことになってしまいます。
段取りとは、先を読んで動いておくことです。段取りを立てることで5つのメリットが挙げられます。
- 迷う時間が削減できる
- リスクを避けられる
- 時間を効率よく使うことができる
- 無駄を省くことができる
- 相手の負荷を減らすことができる
段取りを考える時間も惜しい、少しでもその時間を仕事に回したいと考える人も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、段取りを立てる時間は時間の投資です。少しの時間を段取りの時間に充てることで、その時間の何倍もの費用対効果が期待できます。
コスパの高い時間の投資、ぜひ始めて見てください!
仕事でもプライベートでも、To Doリストなどを作成しておくことで効率が全く変わってくるよ!しっかり時間の投資を段取りに行っていこうね!
時間をうまく使う人は「無駄」な時間を楽しむ
時間をうまく使う人は、忙しいはずなのに多様な趣味を持っている方が多いです。
無駄を排除しすぎると、何か豊かなものを失っていってしまうのではないかと著者は考えています。
コミュニケーションの時間や睡眠、休息などは直接のメリットは見えないかもしれませんが、これらの時間をとることで他のパフォーマンスが上がったりもします。
また、自分のためだけに使える時間を持つことも非常に大切です。
例えば趣味というものは、多くの場合、自分以外の役に立つものではありません。しかし、それを行うことで気分が上がったり、面倒なことに向かう元気が出たりして、機嫌よく他人に接することもできたりします。
現代社会の情報洪水の中で、脳はいつでも疲れています。息をつく間もなく働いた後には、ペースダウンをする時間を持つことが大切なのです。
ちなみに自分だけの時間を使うときには、テレビなどの受動的なものではなく、能動的なことに使った方が良いとのことだよ!
この本を読んだ感想
時間の使い方って誰もが悩んだことはありますよね。私ももちろんそのうちの一人です。
あれこれいろいろと頭の中で考えてはいるんだけど、なかなか実行に移せない。移したとしてもすぐに違うことに気が散ってしまってなかなかはかどらない、といった経験はもう何万回としてきているかもしれません(笑)
私自身がこの本を読んで、いざ実践してみてすごくいいなと思っているのは、段取りをしっかり行うということです。
今までは特に何も考えずに仕事に手を付けていたのですが、この本を読んで実際にやることを紙に書きだしてから仕事をするようになりました。
そしたら仕事がはかどるはかどる!本当にびっくりするぐらい違いを感じました。
もちろん、やるべきことが明確になったからというのもあるでしょうが、特に感じていることは、頭の中のもやもやが晴れたことです。
仕事のやることを頭の中で考えながら行っていると、ごちゃごちゃしすぎてやる気もなくなり、パフォーマンスも落ちていました。
しかし、やることを紙に書きだすことで、頭の中からその項目を考えなくて済むようになります。
さらに優先順位を決めておくと、1つの仕事が終わるまでほかの仕事のことを頭から切り離すことができるようになったため、ものすごく楽に感じます。
終わった後にその項目を線で引いて消すと達成感もあり、やる気もわいてきます。
もちろん個人差はあるでしょうが、私自身はすごく効果があって大満足です!
この本にはほかにも様々な時間の使い方も書いてありますので、ぜひ本を読まれて自分に合った方法を見つけてみてください♪
みんなで充実した時間の使い方を行っていきましょう♪
心に残る3つのフレーズ
- 時間の余裕を持つと、心にゆとりができる
- 自分の傾向は強みにも弱みにもなるため、まずは知っておく
- 時間をうまく使う人は、今も未来も大切にする
ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!