年末調整と確定申告をしっかり行おう!
こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回は、年末調整と確定申告についてレポートします。
年末調整と確定申告は”節税イベント”!!
年末調整とは?
年末調整とは、給与や賞与から源泉徴収で天引きされた所得税の過不足を調整する手続きのことで、毎年行われます。所得税を納めすぎた場合は還付され、不足があれば追加で徴収されます。
年末調整を行う理由は、源泉徴収で天引きされる所得税額は概算だからです。1年分の収入から控除額を差し引いた所得が確定した時点で、正しい所得税を算出し、過不足なく納税するために年末調整が行われているのです。
所得税は会計年度の始まりに会社が計算しています。ただし、家族が増えたり、生命保険に加入したりすると納めるべき税金が少なることもあるよね。そのことを会社に伝え、訂正してもらうのが年末調整だよ。払いすぎた税金は年末調整をすれば戻ってくるよね。
確定申告とは?
自営業やフリーランスなどで収入を得ている人は、1年間の所得税額を確定するため確定申告をしなければなりません。確定申告は毎年2月16日~3月15日に、納税者本人が1年間に得た収入や事業を行う上でかかった経費などを計算して申告します。
なお、医療費控除、寄付控除、雑損控除は確定申告でしか控除が受けられないので、該当する場合は確定申告が必要です。
会社員でも住宅ローン控除を受ける場合は、初年度は確定申告をする必要があるよ。
2024年(令和6年分)の年末調整2つのポイント
★Point1★
本年は、定額減税に関する事務を行う必要があります!!「令和6年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 年末調整に係る定額減税のための申告書 兼 所得金額調整控除申告書」という書類に記入する必要があります。
※年末調整にかかる定額減税の概要・詳細については国税庁HPを参照してください。
★Point2★
保険料控除の簡素化により、令和6年保険料控除申請書の”生命保険料控除・地震保険料控除・社会保険料控除”の「あなたとの続柄」の欄が削除され簡略化されています。
年末調整での体験談
私は社会人1年目の秋頃に民間の医療保険に入りました。当時は、社会人は保険に入るものだと思っていました。年末調整も初めてのことで、先輩に書き方を聞くと「保険に入ってたら書くんだよ」と教えてもらいました。
当時の私は、数か月前に保険に入ったばかりだし、そんなに税金も戻ってこないだろうと思って保険料控除の欄は書きませんでした。そのことを後日、担当の保険屋さんに会った時に話すと「もったないわよ」と残念がられていました。
当時の私は、調べもせず、わからないことはわからないままでした。今思えば、総務に聞きに行って教えてもらったり(20年ほど前はそんなにネットも普及してないと思います)、民間の医療保険に加入したのも国の制度を知らずに入っていたなぁと思います。
育休中の年末調整のことを調べることもなく、たまたま先輩から「1年間働いてないなら確定申告で旦那さんの扶養で対象になるよ」と教えてもらい、何もわからないまま、市役所に1歳の子どもを抱っこひもで抱っこして2時間以上ドキドキしながら並んでいました(当時住んでいた市には、税務署の職員が市役所に出張で来て確定申告の手続きをしてくれる日があったのです)。
長蛇の列とは知らず、まだ、e-TAXが始まる前の時でした。長蛇の列で長時間の待合、必要書類や通帳などを取りに帰ったりなど、母子ともに苦労しての手続きで、後日約1万5千円の還付となりました。今思い返しても大変だったなぁと思います。
確定申告での体験談
確定申告では、住宅ローン1年目の時に専用用紙で申請しました。こちらはハウスメーカーさんから教えていただきながらの手続きでスムーズでした。
近年では、証券口座の配当控除(特定口座の分)と、セルフメディケーション税制を活用しての申請をe-TAXでしました。スマホで約1時間ほど格闘し、後日数千円の還付となりました。
知らないままでは損をすること、知ってる人は当たり前にやってることが社会にはたくさんあるんだなぁと思いました。”年末調整と確定申告は節税イベント”だと思って、今後も取り組んでいく次第です。
今日もHAPPY♪
皆さまも良い1日を♪
ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!