メタ思考

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『「頭のいい人」の思考法を身につける』

てっくん
てっくん

こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『メタ思考 著:澤 円』です!

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メタ思考のご紹介

簡単なあらすじ

「将来に不安を感じるが、何をしたらいいのかわからない」「ずっと今の会社にいていいのだろうか」などなど…

著者の澤さんは、日々さまざまなビジネスパーソンと出会う中で、こうした悩みや課題を持つ人が、今とても増えていると感じておられるそうです。

正解やルールがどんどん変わる時代に、会社という一つの場所にいるだけでは先が見通せず、ストレスを感じることもあるでしょう。

著者の澤さんがこの本でおススメするのは、『視点を変える』ということです。会社という小さな枠の中で考えるのではなく、社会という大きな広場にいる自分の立ち位置を客観的に把握するのです。

こうした視点で物事をとらえ直すことを「メタ思考」といいます。自分の行動や考え方、性格を俯瞰で見て認識する活動のことで、この本ではメタ思考の力をつけていくことをテーマにしています。

自ら課題を見出して、自らの力で解決できるようになると、仕事や生活がうまくいくだけでなく、なにより気持ちをラクにして生きていくことができます。これからは、メタ思考で自分の人生を自由にデザインしていきましょう。

くーちゃん
くーちゃん

客観的に俯瞰で物事をとらえるメタ思考。皆さんもこの本でメタ思考を学んでいきましょう!

ルールに縛られない発想力

著者の澤さんが企業内研修の講師をされる中で、会社に所属することがイコール「会社のルールの中でやっていかなくてはならない」という意味で受け取っている人が多い印象とのことです。しかし、ひとつの会社の中でポジションや評価にこだわることは、人生にとって極めて小さな話です。

澤さんは人生において、『自分が絶対に負けないルールを自分で作っていい」と言われています。

多くの人の悩みを聞いていると、結局行き着くのは『他者との比較』にとらわれているということです。しかし、人間の脳は他人と比較することをプログラムされているため、「他人と比べないように」とアドバイスされても、あまり役に立ちません。

それならばどうすればいいか?そのアイデアのひとつが『自分一人だけで楽しめるルールを考える』ということです。

競技人口が自分ひとりであれば絶対に優勝できます。自分しかいない競技を作るという具体的なアクションに切り替えていきましょう。

てっくん
てっくん

自分だけのマイルールだと自由に決められて最高だね!マイルールの中でぶっちぎりで優勝しよう♪

正解にとらわれない観察力

私たちは法治国家で生きる以上、当然、法律に従わなければなりません。でも、それ以外の決まり事には、本来なんの強制力もないのです。

社会には多くの人が快適に過ごせるように決められたルールがたくさんあります。でも、そのルールはいつどんな時でも最適解とは限りません。

一般的に「妊娠中の女性や高齢者には席を譲りましょう」とされていますが、時には高齢者より、若くても具合の悪そうな人に譲った方がいい場合もあるでしょう。

しかし、目の前にそのような若者と高齢者がいたら、どちらに譲れば良いか迷う人もいるかもしれません。なぜ私たちはこんなふうにルールはいつでも守るべきもの、という思い込みに縛られてしまうのでしょうか?

それは、おそらくルールにのっとった行動によって、ほめられた成功体験があるからではないかと考えています。そのルールを守っていれば、先生や大人がほめてくれる、その結果、このルールが正しいことなのかどうかを自分では考えなくなってしまいます。

ここで伝えたいことは、何が正解かなんて本当は誰にも分からないということです。逆にルールなんて破っても、利益を上げたらそれが正解だとされる場合もたくさんあります。

「自分たちがルールをつくるんだ」くらいに考えることが、成功するビジネスのスタート地点となるでしょう。

くーちゃん
くーちゃん

世の中には確かに当たり前とされているルールが存在するよね。でも、それを全て鵜呑みにせずに、自分自身でちゃんと考えることが大切だね!

思い込みから自由になる思考法

人はどうしても周りの視線や意見などを気にしてしまい、うまく生きられないことがあります。著者の澤さんは、その原因の多くを人それぞれの「思い込み」によって、自分の思考という狭い世界に閉じこもってしまうことにあるのではないかと考えています。

かつて著者のチームメンバーであった小柳津さんという方と、1on1ミーティングをしているときに、彼はこんなことを言いました。『僕、これまで失敗したことないんだよね』

これだけ聞くと、なんて自信過剰な人だと思いますよね?でも話を聞いていると、『だって、思っていた結果と違っただけだから』というのです。

思った通りの結果になっていないことを、多くの人は失敗と呼ぶはずです。しかし、彼はそれを失敗ではなく『予想と現実が違っていただけに過ぎないこと』だと考えています。つまり、これは「解釈」が違うだけなのです。

彼は失敗としてとらえていないので、次に何かを行動するときも恐れる理由が全くありません。『うまくいくと思っていたのに、なぜか違う結果が出てしまった。じゃあ次は違うやり方を試してみよう』

そんなふうに、何度も行動と修正を繰り返しながら、目標へ向かって最適化して進んでいけるわけです。

てっくん
てっくん

失敗を失敗とみなさないのは、その人による『意思』によるということだね!

この本を読んだ感想

日ごろ本を読んでいく中で、メタ思考について書かれている本は今までも多く読んできました。この本はその中でも、特に詳しく、そして分かりやすく書かれている本の中の1冊だなと思いました。

自分自身を客観的に、俯瞰的にとらえるメタ思考は、人生を大きく豊かにしてくれる考え方と言っても過言ではないのではないかと思います。

人は感情を持つ生き物ですので、日常生活を送る中で感情的になってしまう場面は多く見られます。

感情的になってしまうことは決して悪いことではないと思います。その感情は、自分自身を現している素直な心に違いありません。

しかしここで大切なことは、感情任せのみで行動をし過ぎてはいけないということではないかと思います。

人は他人と接しながら生活を送っていかなければなりません。人それぞれは異なった価値観を持っているため、感情ありきで接してしまうと、それはトラブルの種に繋がる可能性もあります。

自分自身の感情や思いを第3者の目線でとらえ、『あ、自分は今このよう思っているんだな』と客観的にかつ冷静に自分を認めてあげる思考、すなわちメタ思考はより良い人生を送るうえで非常に大切だと思います。

私自身もまだまだできていないですが、ぜひこの本で学んだことを日常生活でも活かしながら、よりよい楽しい人生が送れるようにしていきたいと思います♪

心に残る3つのフレーズ

  • 自分が勝てるルールを自分で作る
  • 『役に立つ』よりも『意味がある』方が生き残る
  • 自分がコントロールできる部分を探し、その行動に集中する

ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!

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プロフィール
てっくん&くーちゃん
てっくん&くーちゃん
夫(てっくん):整体師 妻(くーちゃん):看護師
長崎県で生活しているアラフォー世代の夫婦です!日頃のおトク活動や、自分の心身のことでお悩みになられている方におススメの本をご紹介するブログを書いています。同世代やいろんな世代の方のお悩みを解決するための足掛かりとなれるよう、有益な情報を随時発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!
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