星の商人

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『成功の秘宝を手に入れるためのレッスン』

てっくん
てっくん

こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『星の商人 著:犬飼 ターボ』です!

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星の商人のご紹介

簡単なあらすじ

この本の主人公はレキ。商人になるため、旅をしている青年です。

レキは商人の町である湾岸都市を目指して旅をしていましたが、道中の村で同じ目的を持ったスタムという青年に出会います。

行き先が同じということで共に旅をし、湾岸都市に到着しました。

空腹を満たすため、食事ができる店に入ると、突然店に怒鳴り声がとどろきました。

その声の正体はオーランドという40歳ぐらいの太りすぎた男性で、この都市で一番の商人であるとのこと。

レキは、オーランドの対応で冷や汗をかいている店主に、商人にはどうやったらなれるのかを尋ねました。

すると商人は、普通は商人の下で働くだろうな。と答えます。さらに付け加えて、都市の西に住んでいる賢者に合うといいとアドバイスをくれました。

その賢者は昔が名のある大商人であったとか。二人はその賢者に会いに行くことに決めました。

くーちゃん
くーちゃん

賢者との出会いが、これからのレキの人生を大きく変えていくことになるよ!

賢者との出会い

西の賢者の家は塀に囲まれた立派な屋敷で、すぐに見つけることができました。

レキとスタムは、商人になりたい旨を使用人に告げ、賢者に会いたいことを伝えます。

賢者から会うための許可が下り、屋敷の一番奥の部屋に通されると、そこに風格漂う賢者様がいました。

スタムは商人になるにはどうしたら良いかを賢者に尋ねたところ、賢者は自分を商人だといって、市場で何かを売ればよい。とありきたりな答えを話します。

スタムは普通の商人ではなく、賢者様のような大商人になる方法を改めて尋ねました。すると賢者は、大商人の秘宝を書いた羊皮紙を売って差し上げようと話します。しかし、値段はすごく高いとのこと。

レキが恐る恐る値段を聞くと、1ゴールドと答える賢者。1ゴールドとは、先ほどの二人分の食事代と一緒の値段でした。

だまされているのではないかと疑りながらも、二人はそれぞれ大商人の秘宝が書かれた羊皮紙を購入したのでした。

てっくん
てっくん

たった1ゴールドの大商人の秘宝。その紙にはどのようなことが書かれているのでしょうか?

信じる者と疑う者

文字が読めない二人は、昼に食事をした店の店主に手紙の内容を読んでもらうことにしました。

そこに書かれていた文章とは『他の成功は己の成功』と書かれていました。読んでもらったものの、二人はその意味はよく分かりませんでした。

スタムは賢者にだまされたととても不機嫌になり、羊皮紙を放り投げてしまいました。

翌朝再び賢者の元を尋ねると、スタムは少し怒ったような口調で『これは本当に成功の秘訣なのですか?』と賢者に問いました。すると賢者は『アム(イエス)』とだけ答え、それ以上は何も答えてくれませんでした。

レキは冷静に『これはほかの人の成功を助けると自分も成功するという意味ですか?』と問うと、賢者は深くうなずいて『アム!(イエス!)』と答えました。

賢者の家を出てもスタムは納得していない様子で、『俺が誰かの成功を助けたら、そいつが成功するだけだ。成功するのは俺じゃない。』と賢者の言うこととは全く反対のことを言っていました。

そしてスタムはオーランドの元で働くと言い出し、レキと別れるのでした。

くーちゃん
くーちゃん

他の成功は己の成功。賢者は大商人の秘宝としてこの文章を書いていたけど、レキも本心ではぐらついているみたいだよ。

信じて動く

正直なところ、レキの心はまだ『他の成功は己の成功』という言葉を信じ切れてはいませんでした。しかし、今の自分は失うものは何もないと思い、信じることを心に決めたのでした。

そう決めたら、レキはすぐに港へと移動し、誰かの成功を手伝ってみることにしました。

最初は比較的若い商人の手伝いを行いました。荷物運びを手伝い、大変な重労働を手伝いました。するとその若い商人は『ご苦労。もういいぞ。』とだけ言葉を残し、お礼も言わずにレキを置いて去ってしまいました。

次は、ちょうど目の前に到着した中年の商人の手伝いをすることにしました。レキは自分の自己紹介を行うと、商人は荷物を船に乗せるのを手伝ってほしいとレキに頼みます。

レキの手伝いで、何とかその日に荷物を乗せ終えた商人は、レキに賃金を渡します。レキは『あなたの成功を手伝っただけです』と断りましたが、中年の商人は『働いたんだからもらう権利がある。わしの気持ちもあるから受けとっておけ。』と賃金を渡すのでした。

そして、また明日もよかったら手伝ってほしいと商人に頼まれたレキは、喜んで依頼を受けました。

思わぬ報酬も嬉しかったレキですが、何よりも感謝されたことがとても嬉しかったのでした。

てっくん
てっくん

感謝の気持ちを受け取ったレキ。人から感謝されるのってとても嬉しいよね!

この本を読んだ感想

このブログで取り上げた部分はまだまだ物語の序盤のお話で、これからレキの大きな物語が始まっていきます。

他人の成功を助けるということは、言葉でいうと簡単に聞こえますが実際にやろうとすると意外と難しいことです。

特にこの現代社会では他人への攻撃が強く、昨今ではSNSによる誹謗中傷など度を越えたものが多く存在しています。

他人の成功を助けて喜ぶことができる人は、思っている以上に少ないのかもしれません。しかし、そのような方は実際に人望があるし、人も寄ってきて仕事も成功している方が多くいらっしゃる印象です。

WINWIN』という、お互いが良い状況を現す言葉がありますが、このWINWINの状態がもっと世の中にたくさんあふれ返れば、すごく幸せな世の中になっていくのではないかと私自身は思っています。

この本ではまだまだ、成功するためのヒントがたくさん散りばめられています。サクサクと物語も読めますので、ぜひ手に取ってレキの冒険を一緒に楽しまれてくださいね♪

心に残る3つのフレーズ

  • 他の成功は己の成功
  • 成功者にふさわしき者を選べ
  • その者の成功を知れ

ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!

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プロフィール
てっくん&くーちゃん
てっくん&くーちゃん
夫(てっくん):整体師 妻(くーちゃん):看護師
長崎県で生活しているアラフォー世代の夫婦です!日頃のおトク活動や、自分の心身のことでお悩みになられている方におススメの本をご紹介するブログを書いています。同世代やいろんな世代の方のお悩みを解決するための足掛かりとなれるよう、有益な情報を随時発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!
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