とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?

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『病院にいくほどでもない。でも、なんだか生きづらい…そんなあなたへ。』

てっくん
てっくん

こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか? 著:下園 壮太 ライター:高木 志保』です!

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とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?のご紹介

簡単なあらすじ

この本は、普段フリーライターで活動されている高木さんが、心理カウンセラーの下園先生から受けたカウンセリングの内容を会話形式で記載した本となっています。

高木さんはこの5年間ずっと『生きづらさ』を感じて生活されていました。生きづらいといっても、心療内科に通うほどでもありません。

ライターというプロの仕事を、責任をもってこなしてきた高木さんでしたが、ほんとうは心も体もしんど、休日くらいは自分の好きな事を心から楽しみたい。

そんな気持ちを、下園先生とのカウンセリングを受けて気づくことができたとのことです。

もっと自分のメンタルが強かったら。という思いで下園先生のカウンセリングを受けた高木さんでしたが、このカウンセリングで感じていた生きづらさの正体がはっきりして、生きることの楽しみを感じられる希望が湧いてきたとのことです。

くーちゃん
くーちゃん

この現代社会で、メンタル面で苦しんでいる人が非常に多い印象だよ!

なんで私はメンタルが弱くなるんでしょうか?

メンタルを強くしたい思いから下園先生のカウンセリングを受けた高木さんでしたが、先生から最初に言われたひと言は『このままではメンタル弱くなりますよ』という言葉でした。

それは『自分責め』をしていることが原因であると下園先生は話します。

メンタルが弱っているから、『メンタルを強くしたい』と思いますよね?しかし、『心の強さ』『メンタルの強さ』について、明確な基準を持っていない状態で「なんでメンタル弱くなるんだろう」「メンタルを強くする方法を知りたい」とあがいてもしんどくなるだけです。

自分責めモードには、実は大きな弊害があります。「自分ってダメだなぁ」という罪悪感が湧き上がってしまうため、自信がなくなったり、自己肯定感が低くなってしまうのです。すると心はどんどん弱くなっていきます。

てっくん
てっくん

自分を責めることで、どんどんと負のループに陥りメンタルが弱くなっていくとのことだよ!

実はそれ、ただの疲労です!その疲労がやっかいなんです。

下園先生とのカウンセリングの中で、『プチうつ』状態と言われた高木さん。下園先生の話によると、プチうつ状態にはきちんとした対処が必要であるとのことです。

その対処方法とは『良い睡眠をとること』と先生は話します。

単刀直入に言うと、うつの本質は『疲労』です。正確には「肉体疲労」と「精神疲労」がありますが、その二つは基本的には連動しています。体が疲弊している状態で、ポジティブになるのは難しいようにです。

疲労がたまっているけど頑張るというのは、車で例えると、エネルギーが足りなくてブレーキをかけようとしているのに、アクセルを踏んでいる状態です。車ですと壊れる可能性もあります。

プチうつ状態のときは、しっかりと休息をとること。睡眠であったり、癒し系のストレス解消法(ゆったりとした音楽を聴く、アロマテラピーやマッサージ、おいしいものをゆっくりと食べる)などが効果的とのことです。

くーちゃん
くーちゃん

心が病んでいる時は、しっかり肉体の方の疲労を取ってあげましょう!

知らず知らずのうちにためた心の借金を返しましょう。

下園先生とカウンセリングを行い、思い切って2か月間仕事を休む決断をした高木さんでしたが、「休む」と決めたとたん体が動かなくなり、前以上に仕事ができなくなってしまったとのことです。

しかし先生は、その状態はうつ状態の人にはあるあるの現象であるとのことです。その正体は、今まで脳内に分泌されていたアドレナリンが、分泌されなくなったから、過剰に頑張ることが難しくなり、本来感じるべき疲労感がやってきたとのことです。

今までの高木さんは、疲労を感じることを先送りにしていただけ、疲労を感じるべきときに、エネルギーの借金をし続けて負債をつくっていたのと同じことです。これが蓄積疲労の正体と先生は話します。

現代人は多かれ少なかれ、蓄積疲労をガン無視しています。明日の自分のために、あなたの大切な人のために、堂々と休みましょう。

てっくん
てっくん

恐るべし蓄積疲労。溜めすぎずにしっかりその都度疲労を取っていくことが大切なんだね!

この本を読んだ感想

患者さんと先生のカウンセリングを対談形式で書かれているので、非常に読みやすく、内容もすんなりと入ってきました。そして何といってもこの本を読んで思ったことは、メンタルの疲労がいかに恐ろしいかということです。

この本でもありましたが、普段人は多少の疲労を感じても、努力や根性といったもので何とか乗り越えようとするもので、それは私自身としても当てはまることがあります。

しかしその裏側にはとてつもないリスクも存在しているということを、この本を通して学ぶことができました。

特に共感したのは、肉体の疲労が精神の疲労と連動しているという点です。特に私個人で言えば、睡眠不足の時は本当にメンタルのコントロールができていません。

学生の時など、テスト前で睡眠不足が続いたときなどは、周りや両親に強く当たっていたこともありました。本当に今思えば、肉体疲労が精神疲労を引き起こしていたと言えます。

この現代において、しっかりと休息を取っていると自信を持って言える方は、そこまで多くないのかもしれません。だからこそ、この本を手に取っていただいて、休息の大切さ、休息の正しい取り方などを学んでいただけたらと思います♪

心に残る3つのフレーズ

  • メンタルが強くなる人は『大人の心』を持っている人
  • うつの本質は疲労
  • 外敵から身を守るには「引きこもる」のがいちばん

ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!

プロフィール
てっくん&くーちゃん
てっくん&くーちゃん
夫(てっくん):整体師 妻(くーちゃん):看護師
長崎県で生活しているアラフォー世代の夫婦です!日頃のおトク活動や、自分の心身のことでお悩みになられている方におススメの本をご紹介するブログを書いています。同世代やいろんな世代の方のお悩みを解決するための足掛かりとなれるよう、有益な情報を随時発信していきますのでどうぞよろしくお願いいたします!
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