続ける思考
『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる!』
こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『続ける思考 著:井上 新八』です!
続ける思考のご紹介
簡単なあらすじ
著者の井上さんの本業はフリーランスのデザイナーで、主に本のデザインをされています。仕事は山のようにあり、想像を絶するほどの忙しい毎日を送られています。
しかしそれ以外にも、
- 1日1本以上は映画を観ている
- 1日1冊本を読んでいる
- 放映されている深夜アニメをほとんど全部見ている
- ドラマや漫画、ゲームも必ずやっている
- 筋トレ、ダンス、ジョギング、運動を必ず毎日やる
- お酒もたくさん飲む
かなり充実した生活を送られています。これは1日の「習慣」を徹底してデザインした結果です。
20年かけて、膨大にある「やりたいこと」「やるべきこと」が自動的に続く「仕組み」を作っていきました。
やりはじめたばかりだと少し大変なことも、何年も続けるといつのまにか無意識で続くようになる。目に見えない小さな変化を続けていくことで、いつかまったく違う自分になったことに気が付く瞬間が訪れる。それが「続ける」ことの力です。
コツコツと小さな継続を続けた先に、人生が切り拓かれると著者の井上さんは語っているよ!
続けることへの「苦手」をなくす
まず「続ける」ことを考えるときに、ひとつの考え方をご紹介します。それは「正しい努力」をやめてみようということです。
何かをはじめたとき、だいたい効率的に、正しい方法でやろうとします。もちろんそれはすごく正しい方法です。
ただ「成果」を先に求めてしまうと、そのことだけがすべてになってしまいます。はじめた瞬間からそれは「修練」や「修行」になるようなものです。これが「続ける」ことをつらさに変えてしまう大きな要因なんじゃないかと思います。
「正しくない努力」を続けた先には、何もないでしょうか?そんなことはないはずです。続けていけば、そこには必ず何かの「変化」が起きます。
上達や達成より、ただ継続することだけを意識する。まずは「続ける」ことだけを意識してみましょう。
上達を考えるのは、「続ける」基礎力を身に着けてからでいいよ!
続けることは「仕組み」がすべて
続けることは、「仕組み」さえつくってしまえば、あとは勝手に続いていきます。継続は仕組みが10割です。やる気も気合いも根気もいりません。
著者が20年以上試行錯誤してこの方法にたどり着きました。「絶対になんでも続く」すごい方法、それは「毎日やる!」これだけです。
ラクに続けるコツは、週1日やる、週2日やるではありません。週7日やる、これです。続けることの最大の敵は、「やらない」ことと「やめる」ことです。人間の意志はそれほど強くありません。続くようになるには毎日やることなのです。
そして、それを「きちんとやる」より「小さく続ける」ことが大切です。例えば、10分間の運動があったら、そのうち30秒だけやってみる。本を読んだら、「続けられそうな」ことを一部だけマネしてみる。
まずは小さく自分サイズに変換して、続けていくうちに形を整えていきましょう!
特に朝に起きたら何かひとつを意識的にやることが、ものすごく効果があるとのことだよ!
続けることで「やり抜く力」は身につく
毎日やると決める!と上部で説明しましたが、大事なのは「毎日やると決めておく」ということです。別にやらない日はやらなくて構いません。続けるということは、「やめない」ということです。
どうやったらやめないでいられるか?それは実は「いつやめてもいい」って思うことだったりします。
著者が20代のころ、ハードな職場でストレスがひどく溜まり、毎日「仕事をやめたい」って思っていました。しかしやめるわけにはいかないと思い、ずっと続けていましたが、ある日あまりにつらくて友人に相談したところ、「やめちゃえばいいじゃん。今すぐやめな」と言われたそうです。
この一言に著者は「ああ、やめてもいいんだ」と思い、いつでもやめられると思ったらきつかった仕事が少しラクに感じられたとのことです。
「続けなきゃ」なんて思うとつらくなります。「いつやめてもいい」と思うと意外になんとかなるものです。「毎日やる」と「いつやめてもいい」をセットで標準装備しましょう。これがきっとうんざりしないで続けていくコツなのです。
やめてもいいんだと思うとすごく身体的にもメンタル的にもラクになるよね!
この本を読んだ感想
私は物事を続けるということがすごく苦手です。本当に続かなくて、何度も挑戦しようと思っては途中でやめてきたことも多々あります。
しかし、唯一継続して達成できたことがあります。それがダイエットです。1年間で約7㎏のダイエットに成功しましたが、これも4度目か5度目の挑戦でした。
なぜこの時、ダイエットを継続できたかと考え直してみると、この本で書かれたようにダイエットを仕組み化したことではないかと思いました。
今までのダイエットは食事と運動の両方を行うと決めてやっていたのですがなかなか続きませんでした。しかし成功したダイエットでは、食事のみで行いました。それは、どちらかというと運動によってダイエットを挫折ししていたということに気づいたからです。
そして、ダイエットの食事も考えることが嫌だったので、「夜はプロテインのみ」と決め、その他は比較的今までと変わらない食事で行っていきました。こうやって仕組み化することにより、成功することができたのではないかと思います。
健康的なダイエットとはなかなか言えないかもしれませんが、自分的には大満足です。そして今でもその仕組みにより、おおむね体重はキープすることができています。
『継続は力なり』という言葉がありますが、まさしくその通りだと思います。そして、この本にはそれを行うための情報が、盛りだくさんに書かれています。
なかなか物事が続かないという方は、ぜひこの本を読まれてみてください!きっと今までの考え方に光が差し込むきっかけになることと思いますよ(^^♪
心に残る3つのフレーズ
- 毎日やる!
- いつやめてもいいと思う
- コツコツは未来への積み立て貯金
ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!