勝間式 超ロジカル選択術
『いつも迷って間違ってしまうあなたへ』
こんにちは、いつもブログを読んでいただきありがとうございます!今回ご紹介するおすすめの本は『勝間式 超ロジカル選択術 著:勝間 和代』です!
勝間式 超ロジカル選択術のご紹介
簡単なあらすじ
この本は、経済評論家の勝間 和代さんによって書かれた本です。
私たちの人生は選択の連続です。どうすれば最適な選択ができるのか、これまで多くの人が模索してきました。その中で、多くの人が選択について誤解をしている現状があります。選択にまつわる代表的な誤解とは、
- 世の中の選択には正解がある
- 後悔イコール悪
- 選択はやり直せない
これらの誤解を改善するために、勝間式 超ロジカル選択術のポイントを3つ知っておきましょう。
- 選択肢を増やす
- ベターな選択をしやすいように仕組み化する
- 常にバックアッププランを用意する
勝間式 超ロジカル選択術を取り入れて、より自由で楽しい人生を手にしていきましょう!
人は一日に何と3万5千回もの選択を行っているというデータもあるよ!この本でしっかり選択術を学ぼうね!
価値観の選択
私たちは無意識のうちに自分の行動や考え方を選び続けています。その中で、私たちが選択できるのは、これから自分がどのように考え、行動するかということだけです。
私たちの悩みや苦しみの多くは、自分がコントロールできないものを何とかしようと思うところから発生しているのではないでしょうか?
「あのとき、別の人と結婚していたら」「もっと勉強して大学に行っていれば」など、「たられば」思考で過去の出来事を悔んだり、思うようにならない相手の行動を変えようと働きかけてみたり…
こうした努力の多くは徒労に終わります。そもそも自分でコントロールできるものではないからです。それでは、私たちがコントロールできるのはどんなことでしょうか?それは、
- 将来の行動や考え方
- 他人の言動の受け止め方
- 毎日の習慣
情報工学では、成果をアウトプット、そのために投入する時間やお金、努力をインプットといいますが、私たちにできるのは、インプットの選択だけです。自分が選択できること、できないことを切り分けることが大切です。
自分がコントロールできるものに焦点を当てて、選択を行っていこうね!
時間の選択
私たちの一番大事なリソースは時間です。もちろんお金も大切ですが、お金というのは、時間を有効に活用するためのツールにすぎません。時間は私たちの人生そのものです。
選択とは、限られた時間の中で配分を決めることです。そのため、時間が無限にあるかのように錯覚してしまうと、選択を誤ります。
よりよい選択のためには、まず時間の有限性を受け入れることが大切です。著者の勝間さんは1日1000分の時間予算で考えるということをおすすめされています。
24時間のうち、8時間を睡眠や入浴などに使うとして、残りの16時間、約1000分をどのように配分すれば自分が快適に過ごせるのかを考えます。
動画やSNSを見て、あっという間に10分経っていたということはよくありますが、これで1日の時間予算から1%を使っていることになります。
もちろん楽しみのために時間を配分することは構いません。大事なことは、そんなに楽しいわけでもなく、将来への投資につながることもない時間を以下に減らすかということです。
たった10分が1日の持ち時間の1%と考えると恐ろしいね!改めて時間を大切にしないといけないと考えさせられるね。
お金の選択
お金がなければ、将来の選択の幅を狭めることになってしまいます。人生で起こり得るさまざまな物事に対して、なるべくたくさんの選択肢を持つためには、経済的な余裕が必要です。
さらに、お金がない状態では、何かを選択するときに正しい判断ができなくなってしまいます。
私たちの判断を狂わせてしまうものには、お金不足、睡眠不足、そして依存があります。脳のほとんどがそのことで占められてしまうので、正しい判断ができなくなってしまいます。
経済的な余裕をもつには、お金の原則を知ることです。それを知って、正しい選択を積み重ねられるかどうかで、大きな差が生まれます。
ここで著者がおすすめしているのは、お金の「8:2の原則」を守ることです。毎月の収入のうち、2割は口座から天引きで積み立てます。手取りが20万円なら4万円です。残りの8割は、生活費のほか、趣味や外食など好きなように使って構いません。これを5か月続けると、1か月の給料分が貯まります。
収入の2割を天引き貯金するだけで、人生が変わります。さまざまな選択肢が増え、結果としてより自由に生きられるようになるわけです。
お金についても、今は小さいころからの学習が積極的に盛んになってきているみたいだよ!
この本を読んだ感想
選択について様々な角度から視点をあてて書かれているこの本ですが、中身が具体的に分かりやすく書かれていることもあり、非常に読みやすい内容の本でした。
具体例やご自身の体験も踏まえて書かれており、自分の生活と照らし合わせながら、時にはあるある!と頷きながら読み進めていました(笑)
特に私がこの本の中で改めて考えさせられたのが、時間の選択です。このブログでも少し触れたように、1日の活動時間を1000分と考えると、非常に時間って早く過ぎていくものなんだなということを改めて考えさせられます。
私もしょっちゅうYouTubeを見ますが、YouTubeを見たい!と思ってみている時間はじつはわずかで、それよりもダラダラ見といいましょうか、次々と出てくるおススメ動画を見ているうちに気づけば1時間が経っていたりということも結構あります。
この本を読んでいると、それがいかに恐ろしいことかということがとてもよく分かりました。ダラダラするぞ!と決めてダラダラするのはOKです。何も考えず、自分自身で選択をしないまま時間を浪費するのは、今後改善していきたいと思います。
他の分野でもたくさん勉強になることも多かったので、ぜひ皆さまもこの本を手にとって読まれてみてくださいね♪
心に残る3つのフレーズ
- 1日を1000分として考える
- 傾聴はお金のかからないギフト
- 人間の幸福に影響をもたらす最大の要因は健康
ブログを読んでいただき、本当にありがとうございました!